2016年、広島県福山の「神勝寺 禅と庭のミュージアム」内に新たにつくられた、彫刻家・名和晃平とSANDWICHの設計によるアートパビリオン《洸庭（こうてい）》。その建築と内部のインスタレーション、周囲の環境を含めた“作品”を、さまざまな視点でとらえた図録『洸庭』名和晃平｜SANDWICH が完成しました。建築史家／建築批評家・五十嵐太郎の論考、写真家・表恒匡による《洸庭》を追体験する写真とGottinghamによるマテリアルの特徴をとらえたイメージ、名和のコンセプトテキスト、アートパビリオンに関わる職人やクリエイターの制作過程をSANDWICHによる図面とともにまとめています。この美しい図録が、アートパビリオンの多様な体験を伝え、作品をあらためて感じ、読み解いていくためのきっかけとなれば幸いです。

書籍概要

『洸庭』　名和晃平｜SANDWICH
2017年6月17日発売　定価 3,500円( 税込）
ハードカバー／横 297mm × 縦 220mm／80ページ
発行：神勝寺 禅と庭のミュージアム
監修：フェリエ肇子（オフィス フェリエ）
執筆：五十嵐太郎、橋本麻里
編集：MUESUM（多田智美・永江大）
デザイン：UMA/design farm（原田祐馬・山副佳祐）
撮影：青木兼治、表恒匡、Gottingham、衣笠名津美、竹田俊吾
翻訳：川上純子、キャレン・セバンズ
印刷・製本：株式会社山田写真製版所

販売場所：神勝寺禅と庭のミュージアム内（全国発送可）

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