「神勝寺 禅と庭のミュージアム」は、一碗の茶を喫し、墨跡と向き合い、命をつなぐための食を味わい、心身の垢を洗い流し、庭を散策し、といったさまざまな体験を通じて、禅とはなにかを感じるための場です。

広大な敷地には、滋賀県から移築した17世紀の堂宇や、復元された千利休の茶室、建築家・建築史家の藤森照信が、山陽道から瀬戸内一帯を象徴する植物の松を多用して設計した寺務所などが点在し、その建物の間を結ぶように、趣向を凝らした禅庭が配されています。

また白隠禅師の禅画・墨跡およそ200点からなる、国内有数の白隠コレクションも、このミュージアムの見どころのひとつ。これらの作品は随時展示替えを行いながら、常設展示館「荘厳堂」にて、年間を通じてご紹介していきます。そして禅宗美術のコレクションと対を成すように、現代美術家 名和晃平と彼が率いるクリエイティブ集団SANDWICHの設計によるパビリオン《洸庭》が、あらたに作られました。木材で包まれたワンマテリアルの舟型の建物、その内部の空間では、波に反射する光を体験知覚するインスタレーションが体験できます。これは現代美術の領域から禅の教えを解釈/表現した、インスタレーション作品です。

これまで一般の方には、非常に限られた形でしか触れる機会のなかった禅の広大な世界を、どうぞ五感を解放してお楽しみ下さい。


ご利用案内

拝観時間 9:00−17:00(最終受付は16:30まで)
拝観料

大人:1,200円(1,000円)
学生(高校生以上):900円(700円)
中学生:500円(300円)

  • ※小学生以下無料
  • ※( )は20名以上の団体料金
  • ※受付にて障害者手帖をご呈示いただきますとご本人様とご同伴1名様まで団体料金にてご入館いただけます
  • ※各施設でのご飲食代金は含まれておりません

アドバイザリー
コミッティー

代 表
神原 勝成  神勝寺責任役員
コミッティーメンバー(五十音順)
橋本 麻里  ライター・エディター、永青文庫副館長
藤森 照信  建築史家・建築家・東京大学名誉教授・江戸東京博物館館長
名和 晃平  彫刻家
芳澤 勝弘  花園大学国際禅学研究所顧問
事務局長
フェリエ 肇子 コーディネーター、プロデューサー、オフィスフェリエ代表

クリエイター

設計・監理
名和晃平|SANDWICH (李 仁孝・古代 裕一)
インスタレーション
名和晃平|WOW
ランドスケープ監修
西畠清順(そら植物園)
グラフィックデザイン −ロゴ・サイン・ツール−
原田祐馬、山副佳祐(UMA/design farm)
編集 −ガイドマップ/作品集−
多田智美、永江大(MUESUM)
Web
綿村健 (ovaqe inc.)
Press
平昌子(Taira Masako Press Office)
グッズ
嘉戸浩(かみ添)
SANDWICH Inc.
ピエール・エルメ・パリ
UMA/design farm