ミュージアムプログラムトークイベント開催のご案内 3月17日(土)14:30~16:30 

タイトル『お寺はいつも現代美術の揺りかごだった ‐日本美術史の新視点‐お寺からはじまる現代美術』

ゲストスピーカー
橋本麻里さん(ライター/ 永青文庫副館長)山下裕二さん(美術史家/ 明治学院大学教授)

神勝寺 禅と庭のミュージアムは今年も芸術文化界で活躍する個性的なゲストをお迎えしての多彩なトークイベントを開催します。2018年の初回プログラムは対談。ミュージアムガイドマップのテキストを執筆されたライターの橋本麻里さんにお越しいただきます。対談のお相手には美術史家の山下裕二さんがご登壇。共に現代美術にも造詣が深く、2015年の共著も記憶に新しいお二人の呼吸の合った掛け合いが、お寺と現代美術をキーワードにどのような日本美術史の扉を開いていくのかご期待ください。

イベント概要
日時:2018年3月17日(土)14:30-16:30(受付 14:00~)
会場:神勝寺 無明院 
住所:広島県福山市沼隈町上山南91 TEL: 084-988-1111(寺務所)
定員:60人(定員に達し次第締め切ります)
料金:通常の拝観料のみ  大人1,200円、学生(高校生以上)900円、中学生500円

受付方法: 下記のリンクよりお申込み下さい

お申込み用フォームはこちら(クリックしてください》

*ご登壇者プロフィール*

橋本麻里(はしもとまり)
神奈川県生まれ。日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人永青文庫副館長。新聞、雑誌等への寄稿のほか、NHKの美術番組を中心に、日本美術のわかりやすい解説に定評がある。著書に『美術でたどる日本の歴史』全3巻、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』、山下裕二との共著『驚くべき日本美術』、共著に『SHUNGART』、『原寸美術館 HOKUSAI100!』、編著に『日本美術全集』第20巻(小学館)ほか多数。細見美術館「末法?/ Apocalypse 失われた夢石庵コレクションを求めて」展、MOA美術館「暮らしの中の工芸」展などの展覧会企画も手がける。


山下裕二(やました ゆうじ)
1958年、広島県呉市生まれ。東京大学大学院修了、明治学院大学文学部芸術学科教授。雪舟、狩野派をはじめとする室町時代の水墨画の研究を起点として、縄文から現代美術まで、日本美術に関して幅広く研究、批評活動を行っている。1996年、赤瀬川原平と「日本美術応援団」を結成、団長をつとめる。おもな著書に、『室町絵画の残像』、『日本美術の二〇世紀』、『岡本太郎宣言』、赤瀬川原平との対談集『日本美術応援団』、橋本麻里との共著『驚くべき日本美術』などがある。また、「白隠・禅画に込めたメッセージ」展、「五百羅漢・幕末の絵師狩野一信」展、「超絶技巧!明治工芸の粋」展など、展覧会プロデュースも数多く手がけている。