ミュージアムプログラム トークイベントのご案内

ゲストスピーカー
11月12日(日)西畠清順さん(そら植物園)
12月2日(土)藤森照信さん(建築家・建築史家)×南伸坊さん(イラストレーター)

   左)寺務所 右)洸庭(Photo : Nobutada OMOTE|SANDWICH )

『神勝寺 禅と庭のミュージアム』を多様な角度からお楽しみいただくためのプログラムとして、庭をテーマとする二つのトークイベントを開催します。11月のゲストスピーカーはプラントハンター/そら植物園の西畠清順さん。アートパビリオン「洸庭」のランドスケープ監修にまつわる逸話や最近の活動報告も織り込みながら、独自の切り口で植物と庭について語ります。12月にはミュージアムの玄関でもある寺務所「松堂」の設計を手がけた藤森照信さんが、共に「路上観察学会」を結成した南伸坊さんと対談します。テーマはお茶、禅、庭。紅葉に彩られる11月、そして澄み渡る初冬の大気も清々しい12月、異なる季節のミュージアムに是非お出かけ下さい。

 

トークイベント概要

◆西畠清順さん(そら植物園)

テーマ:植物界の革命児が語る、現代と過去と未来の庭
開催日時: 2017年11月12日(日)14:30-16:30(受付14:00−)

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西畠清順(にしはた せいじゅん)
そら植物園(株)代表取締役社長。21歳より日本各地・世界各国を旅してさまざまな植物を収集するプラントハンターとしてキャリアをスタートさせ、今では年間250トンもの植物を輸出入し、日本はもとより海外の貴族や王族、植物園、政府機関、企業などに届けている。2012年、ひとの心に植物を植える活動・そら植物園を設立し、名前を公表して活動を開始、初プロジェクトとなる「共存」をテーマにした、世界各国の植物が森を形成している代々木ヴィレッジの庭を手掛け、その後の都会の緑化事業に大きな影響を与えた。2017年末、開港150年を迎える神戸にて、世界一のクリスマスツリープロジェクトを立ち上げ、現在人類史上最大の生命輸送プロジェクトとして進行中。 http://from-sora.com


◆藤森照信さん(建築家・建築史家)×南伸坊さん(イラストレーター)

テーマ:茶と禅と庭
開催日時: 2017年12月2日(土)14:00-16:00(受付13:30−)

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藤森照信(ふじもり てるのぶ)
1946年、長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長。86年、赤瀬川原平、南伸坊らと路上観察学会を結成し、『建築探偵の冒険・東京篇』を刊行(サントリー学芸賞受賞)。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。98年、日本近代の都市・建築史の研究(『明治の東京計画』および『日本の近代建築』)で日本建築学会賞(論文)、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞(作品賞)を受賞。著書に『藤森照信の茶室学』(2012)、『磯崎新と藤森照信の茶室建築談義』(2015)、『磯崎新と藤森照信のモダニズム建築談義』(2016)、『磯崎新と藤森照信のにわ建築談義』(2017 六耀社)、『藤森先生茶室指南』(2016 彰国社)、『日本の近代建築』上・下巻(岩波新書)、ほか多数。


南伸坊(みなみ しんぼう)
1947年東京生まれ。都立工芸高校デザイン科卒。現代思潮社「美学校」で木村恒久
赤瀬川原平に学び、1972年青林堂入社。月刊漫画『ガロ』編集長を経てフリーになる。1980年よりイラストレーター、ライター、装丁デザイナー。著書に『のんき図画』『ねこはい』『笑う漱石』『オレって老人?』『おじいさんになったね』『本人伝説』『本人遺産』『装丁/南伸坊』などがある。講談社出版文化賞ブックデザイン賞。東京イラストレーターズソサエティ理事。路上観察学会会員。

 

■会場  : 神勝寺 無明院 アクセス 
住所:〒720-0401 広島県福山市沼隈町大字上山南91
TEL : 084-988-1111(寺務所)
■参加料金: 通常の拝観料のみ 大人:1,200円 学生(高校生以上):900円 中学生:500円
■定員  : 50人(定員に達ししだい締切ます)
■受付方法: 各イベントお申込みフォームよりお申込みください。

■本件お問い合わせ先:masako@tmpress.jp(担当:平)